[河原和音]素敵な彼氏①~③
こんにちは、hegushiです。
『高校デビュー』や『俺物語!!』でご存知の方も多いとは思いますが
最近河原和音先生の『素敵な彼氏』1-3巻を読みました。
以下Amazon商品紹介より引用
小桜ののかは小さい頃みた年末のカウントダウンでのカップルの姿に憧れている。高校生になれば、自然と彼氏ができると思っていたが、できないまま12月を迎える。あせって彼氏作りのため出かけた合コンで桐山直也と出会う。冷静で何を考えてるかわからないけど、さりげない気遣いができる直也。直也は、彼氏作りにがんばるけれど少しずれているののかのことを面白がって、カウントダウンまで見守ることに。ののかに「素敵な彼氏」ができる日はやってくるの──!?
正直に申しまして、まぁ読まなくてもいいかなと思っておりました。読むまでは。
自分が以前、『高校デビュー』を読んでいたころは思春期まっさかりでした。
『高校デビュー』を読んででまず思ったことが
主人公のお友達のめっちゃ美人の子の性格が受け付けない…
女の友情にもう少し幻想を抱いていたというか
思春期特有の潔癖な時期だったので
序盤からえええええーとなってしまいました。
ちなみに和泉かねよし先生の『そんなんじゃねぇよ』の
友人に彼氏ができたときの反応(イケメンとそうでない場合)について描かれたときも同様の現象が起こりましたが
女の友情ってもう少しぐらいはいいものだと思うの…
時々は見えない悪意が働くことは否定しないけど
足の引っ張り合いもするけど
本人のいないところで悪口いうけど
とまぁなんだが初っ端から少し引っかかりを覚えてしまったせいか
私にとって『高校デビュー』はつまらなくはないけど、しっくりこないままの作品でした。
そこから食わず嫌いみたいな状態に。
だから『素敵な彼氏』も別にいいかなー
でもなー読むだけ読んでおこうかなー
みたいな超上から目線で読み始めたのでした。
結果としては大変面白かったです。
なんでしょうね、主人公の天然っぷりに癒されますね
こんないい子は現実存在しないかなとは思いますが
それがマンガの良さだから!ファンタジーだから!
ヒーローは脱力系イケメンで何考えてるのかわかりにくい
でもかっこいい!優しい!
そんなの好きになっちゃうじゃんーもー
とか独り言を言いながら読めるマンガです。
それでいてこの3巻までのお話だと丁度すれ違いというか
あぁぁああぁぁぁなんで?!なんでそうなっちゃう!?
と悶えられる展開で4巻が今から楽しみです。
今なんか面白い少女マンガないかと聞かれたらまず答えるマンガかな
というわけでオススメです。